BABY SUE

どうしようもない私の日々の記録

転院してから帝王切開手術まで

大学病院に搬送されてからは血圧測定や内診、エコー、NSTと慌ただしく色々な検査をされました。
そして帝王切開を翌日する事になり、戸惑う私に先生が言った言葉にジーンときた。
「赤ちゃんは外に出て来るには少し早いけど2000g越えてるから大丈夫。でもお母さんの体はもう限界を迎えてて、いつ頭の血管が切れてもおかしくない状態だから赤ちゃんを出して体の負担を減らしましょう。今日までの3週間血圧が高い中よく頑張ったと思うし、入院する時180あったって、これ普通じゃ考えられない高さなんですよ?あまり自覚がないみたいだけど本当によく頑張ったと僕は思います。」
そんな感じに言われました。
あの時血圧が高くて体がどうとか自覚がありませんでしたが今となっては毎日頭が重たくボーッとしてて、産休入る頃には運転は控えようかと思うほどでした。
それが当たり前になってて気付いてなかった、怖い怖い。
病室に移動してからは降圧剤の点滴が入り、体のほてり、喉の渇きの副作用が辛かったでした。
手術当日は朝から水も飲めないから水が飲みたくて飲みたくてしょうがなかった!
あとNSTをやる時間がここに来てから1回が長くてしんどかった…1時間以上やってて外から看護師さんの笑い声とか聞こえてくると忘れられてるんじゃないかと嫌な気持ちになってた。
そして手術までで1番辛かったのが蓄尿
尿を出す度にコップに入れて量を記入、そして看護師さんを呼んで渡してたんです。泣
トイレがただでさえ近いのに降圧剤の副作用で水分を多めに摂ってたので行きたくないけど行くしかなかったでした。
しかもトイレは病室にはないから点滴を連れてトイレまで行っててめんどくさかった。

手術室へは寝た状態で運ばれたのですが途中で気持ち悪くなって訴えると横向きに、と言われて横向きになると少し良くなりました。
それでもグッタリ、夫に見送られたけどとても対応出来る状態ではありませんでした。
手術室に入ると慌ただしくタオルをかけられ、服や下着を脱がされ、背中に麻酔の注射をされました。
麻酔の注射は横向きに体を丸めた状態で何度か刺されましたが痛みはそこまで、目の前にいた人が「もうすぐですからね」とか声を掛けてくれたおかげもあるかも。
氷を胸元から当てていって「冷たいですか?」と麻酔が効いてるかの確認がされ、脇から下の感覚は完全になくなりました。
手術が始まり次女が出てくる時胸のあたりをグーっと押されてる感じになって「ぐへぇぇぇ」と内心なって少しすると次女の産声が聞こえ、その瞬間にホッとしたのか感動したのか自然と涙がポロポロ出てきました。
顔に血が付かないようにとシートが掛けられてるので私の視界には水色のシートしか見えてませんでした。
少し時間を置いて次女を顔の所に連れて来てくれてほんの数分次女の顔に触れました。(ヌルッとしてた)
その後お腹を掻き回されてるような感覚になって酷い吐き気に襲われ「吐きそうです…」と言うと容器を顔の横にくれたので何度も吐こうとしましたが絶飲食のおかげ?で何も出てきませんでした。
執刀医の先生は「あぁ、今そうゆう所触ってるから気持ち悪くなるかもしれない」と言ってたのでやっぱり掻き回されてたのか…。
手術自体は1時間で終わりましたが手術室に入ってから出るまで2時間かかりました。
病室へ行く道のりで夫合流、知ってる顔を見て心底ホッとしましたが意識がハッキリしてなかったので会話はしませんでした。

手術までの出来事をザッと覚えてる限りかきました。
次はいつになるか分かりませんが地獄編になります!笑